紙袋入(縦14×横12cm)
「八功徳池図」 真宗本廟(東本願寺)御影堂の御内陣壁面に描かれている「八功徳池図」は近代京都画壇の重鎮の一人である幸野楳嶺の筆によるものです。 近くから見ると力強く、遠くから見ると巧みで安定した構図に見える内陣の象徴的な陣壁面と言われています。 蓮の葉や芯の部分は、若葉緑青や焼緑青などを用いて、微妙な色の変化をつけながら、花の生気が感じ取れるように工夫されており、色鮮やかな紅蓮華と相まって、荘厳な浄土の世界観を醸し出しています。